Japanese
#869 『英語は朗読でうまくなる!』元NHKアナウンサーの本で小学生の心を掴みたい
英語界の2020年問題
私は塾で小学生に英語を教えています。
英語界の2020年問題を見据えてこの度、塾ではイソップ童話を教材にして英文音読や暗唱をすることになりました。2020年問題とは2020年から小学5,6年生の英語が「外国語活動」から「教科」になり国語や算数と同様に時間割に加わり成績がつくようになることです。
本『英語は朗読でうまくなる!』
以前は中学校の教科書を使って音読や暗唱を教えていましたが、童話となると文章も長くなるし、何よりも「朗読感」を加え、読み方も工夫する必要が出て来るのではないか!?
こんな時何かとヒントをくれる本屋さんで、ジャストな本を見つけました。
『英語は朗読でうまくなる!』著者:青谷優子
朗読家・元NHK国際放送アナウンサーの青谷優子さんの朗読で、ニュース、スピーチ、詩、物語の11作品がCDに入った本です。聴いてみるとまるでネイティブが朗読しているような美しい英語でした。
朗読するメリット
音読と朗読は違い、音読はインプット、朗読はアウトプットとあります。
朗読にとって最も大切なことは「聞き手を意識すること」です。
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聞き手により伝わるように工夫することは、会話、スピーチ、プレゼンテーションでも必要な行為です。つまり、朗読をすることで、魅力的な話者になる訓練を積むことができるのです。
(本「英語は朗読でうまくなる」より引用)
朗読時の3大ポイントとは
また、朗読時の3大ポイントは下記の3つと著者は言っています。
comprehension(理解)
imagination(想像)
visualization(視覚化)
子供達が音読する際、英文字を読むことさえ難しいのですが、特にこの3つの中のimagination(想像)をすることで、初めて出会う英文も体得しやすいのではと感じています。
教室には発表を聞いてくれる仲間達がいるのだから、「聞き手を意識する」気持ちを子供達に教えていきたいです。
それは私自身についても同様で、子供達にとって魅力的な話者になれるよう訓練を積んでいきます。
Small joy!!(2018.2.7)

nako

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コメント2件
nako | 2018.02.08 12:27
授業でも簡単な英会話は、英語で言おうと思っているのについ日本語で言ってしまいます。
自分も基礎英語1からやり直した方がいいような気がしています。
言えるって本当に難しい・・・。
今はまだ小学生達は顔を引きつらせて、音読していますがw
早く楽しそうに読んでくれるように私が頑張ります!
nakoさんは、いつも自分磨きをしているようで、偉いなーと思います。
英語、NHKのラジオ英会話をやっていましたが、途中でダウン。
今は基礎英語1からやり直しています。勝手に中学1年生のレベル、と思っているのですが、細かいところをうろ覚えだったりします。
難しいですね。
英語の朗読、nakoさんならできますよ。なんてったって、英語の年季が違いますからね。気持ちを込めて、朗読できると思います。朗読してもらう小学生も、楽しめるのでは?