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#823 “Heisei-kun Sayonara”

From Heisei to Reiwa

The new era “Reiwa” will begin on May 1. The current “Heisei” era which began in 1989 will end on April 30.

I read the book “Heisei-kun Sayonara” (Good bye Heisei-kun) which was nominated for Akutagawa Prize. The book tells the life story of Heisei-kun. Heisei-kun was born in 1989 when Heisei era began. Although he is only 29 years old he decided to end his life by euthanasia when the Heisei era ends.
Will he really die? Why does he want to die? What is euthanasia?

I was fascinated by the story.

One of the interesting parts of the book is that it uses a lot of real names, such as famous people, places and brands. Sometimes it makes me wonder whether I am reading a fiction or non-fiction.

It is a good time to read this book, isn’t it?

After reading the book, I checked about euthanasia. Euthanasia is not legal in Japan. Will it be legalized in the future?
This story was not only about Heisei era but even into the future.

It is a good time to read this book while we are transitioning from Heisei to Reiwa, isn’t it?

Small joy!!(2019.4.5)

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nako

日々の小さな喜び(Small Joys)を英語と日本語で紹介しています。 1000個のSmall Joysまでブログを続けていきます。
2019-04-11 | Posted in English6 Comments » 

コメント6件

 yoko | 2019.04.12 0:08

nakoさんが読んだのなら、面白いかなと思って、図書館で予約しようと思ったら、240人待ちでした。
読むのは諦めようと思います。
安楽死、色々議論しているかと思いますが、私は賛成です。
私は、寝たきりでずっと生きているのは嫌だし、癌などで、ひどい痛みを持って生きていくのも嫌だからなぁ。
兎に角、辛いまま続くのは嫌なのよー。
何とかしてほしいよね。

 nako | 2019.04.12 1:06

240人待ち!
確実的に200人は令和の時代に読むことになって、「平成くん、さようなら」って…
手にした時に読む気になるかな笑?
安楽死については、私の勝手な想像だけど、お金持ちは苦痛のない死を選べて、一般人は数分苦しむ死、貧乏人は安楽死すらできない。
という未来になっていそうで、すごく怖い。無痛分娩が高額なように死ぬ時だってお金がかかる。保険適用になりそうもないよね?
などと安楽死についてもっと知りたくなる小説でした。

平成の時代が終わろうとする今こそ読んで楽しめる本だと思うので、yokoさんにこの本を送ります。
令和になる前に読んでくださいね。

 yoko | 2019.04.13 0:45

お気遣い、どうもありがとうございます。
本を送っていただけるなんて、嬉しい限りです。
nakoさんは、読書家ですね。
HOW TO本じゃなくて、小説もお読みになるんですね。
そうそう、F家のお味噌汁ですが、具は1つだったそうです、K家は、進化してますね。

 nako | 2019.04.15 21:56

母の記憶ではF家の味噌汁の具が一種類ということはなかったようです。
そもそも味噌汁は毎日必ずあったわけではなく、お茶が多かったとも。
新たな説が生まれました!
こうなったら断然K林家に確認したくなってきました。

 yoko | 2019.04.17 3:16

そうでしたか!
お味噌汁の具、母にもう一度聞いてみます。
お茶の日もあったんですね。
昭和のモノの無い時代ですからねぇ。
そういうこともあったでしょうね。

さて、『平成くん、さようなら』読み終わりました。
平成の内に読み終わって、良かったです。
最後の章(?)が、小説ならではの仕掛けみたいになっていて、面白かったです。
令和の間に、安楽死は合法となるのでしょうか。なるといいな。それも安く。
小説の中で、安楽死が普及してから、貧困を理由に死ぬ人が激減した、というところがあります。
カウンセラーとの面談の時に、法律の専門家やNPOを紹介してもらえるから。任意整理や特定調停で債務整理をしたり、個人再生や自己破産のやり方を教えてもらったり、労働相談に乗ってくれるNPOを紹介されて死ぬ必要がなかったって気づく、ってところ。
今もこういう風になっていれば、自殺する人も減ると思うのに。
カウンセラーとの面談が、タダになるといいいよね。
区役所の法律相談は、うちの区はタダだけど、そういうことに疎い人にも、情報が行き渡るようになるといいな。
それでも、死んでしまう人はいるんだけどね。
また、本の中には、鬱病や統合失調症、境界性パーソナリティ障害など精神障害を持つ人は、一般的に安楽死が許可されないことが多い、っていうところがあるの。
そういう人たちこそ、安楽死を希望する人が多いのではないかと思っています。
毎日恐怖に苛まれて生活するのは大変だから。
早く、良い安楽死法案が出てくれると嬉しいです。

 nako | 2019.05.25 12:41

平成くん、楽しんでもらえて良かったです。
自分の死について前向きにカウンセラーと相談できるっていうシステムがあったらいいよね!
これ国民の義務にしたらいいのに。各々5年に1回とかハガキがきて役所に行き専門家と相談するの。
お金、生活習慣、健康とか無料でコンサルしてもらったら、自分がどう生きていくか指針ができるもの。
国にプライベートが管理されることになるけど、孤独で死んでいく人はどうしてもその後のことは国にお世話になるしかないんだもの。
だから死ぬ時期は自分で決められる将来になって欲しいです。

yokoさんと本の内容について語れることは楽しいです。また別の本でも。

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